小学5年生の家庭教師

小学5年生ぐらいの内容になると、算数や理科の問題の中には親御さんでも教えるのに苦労するものも出てきます。今まで両親で勉強を見てきたけど、個別指導塾や家庭教師に任せるご家庭も増えてくる時期です。

国語は、古典（古文・漢文）を新たに学習し、社会科は山や河川名など覚えるものが一気に増加します。算数や理科以外も油断は禁物です。

また、5年生の算数や理科は中学校に入ってから習う内容に直接繋がる単元が多いことも特徴の一つといえるでしょう。この他、2020年より外国語（英語）の授業が必修化となっているので注意が必要です。

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目次

苦手克服～算数と理科は要注意

小学5年生ではどの教科も学習量が格段に増えてくるのですが、中でも算数は別格です。

算数では小数同士の掛け算・割り算のように煩雑な計算問題、円や割合のようにイメージしにくい抽象的な問題など様々な単元が登場します。一口に苦手といっても何が原因で成績が良くないのかわからないお子さんも多いのではないでしょうか？

また、算数にしても理科にしても、5年生の内容は直接中学に繋がるものが数多くあります。ここで理解が乏しいと中学に入ってからさらに苦労することになるので、この時点で苦手を潰しておくことをおすすめします。

家庭教師や個別指導塾であれば、お子さん一人一人に沿った学習プランが組めるので、苦手分野の対策には非常に有効です。

学校の授業内容の復習・補足

「極端に苦手ではないけれど、ちょっと授業についていくのが大変になってきた」というお子さんが増えてくるのが小学5年生ぐらいです。

算数や理科を中心に新しい単元を次々と勉強していくので、誰でもちょっと苦手な単元が一つや二つは出てきてしまいます。

こうした「ちょっとした苦手」が積み重なって「大きな苦手」に膨れ上がってしまうこともあるので、授業の復習は非常に大切な作業です。

週１程度でも構わないので、家庭教師や個別指導塾を利用して1週間の授業内容の復習をすれば、”取りこぼし”を防ぐことが出来るでしょう。

5年生からの中学受験対策

小学5年生、6年生の学習する内容はどの教科ともボリューム満点です。例えば、6年生になってから受験勉強を始めた場合、新たに学習する6年生の内容と5年生までの内容の復習を同時に行う必要があり、お子さんへの負担が大きくなります。

5年生の内容は5年生のうちにマスターするという意味でも、小学5年生から塾や家庭教師を利用して受験勉強を始めるのはおすすめです。

小学5年生で学習する内容を、つまづきやすいポイントに注意しながら教科別に詳しく見ていきます。

国語～敬語の勉強、古典（古文・漢文）も登場

5年生になって、古典（古文・漢文）が初めて登場します。まだまだ内容的には簡単なものなのですが、現代文とは全く異なる独特な文章のため戸惑うお子さんも多いようです。

また、5年生ぐらいからは文章問題で読む長文の量も増えてきます。読解のスピードは一朝一夕で身につくものではないので、普段からの読書習慣が大切になってきます。

算数～小数・分数の計算、面接・体積・円など

小学5年生の算数は、立体の体積、三角形・平行四辺形の面積、約数・倍数、割合、円など新しい概念や覚える公式などが次々と出てきます。また、小数同士の掛け算、割り算や分数の足し算、引き算などこれまでの内容をさらに発展させたものもあります。

中学の数学に繋がっていく内容が多いのも特徴的です。小数・分数の計算や図形（円）、面積・体積などは5年生以降も重要な内容となります。

中学受験を考えているなら塾や家庭教師で本格的に受験勉強を始めるタイミングです。特に算数は6年生になってからも覚えることが多々あるので、5年生の内容は5年生のうちにマスターしておきたいところです。

理科～水溶液の計算問題もあり

5年生の理科でも動物、植物の単元がありますが、より具体的で詳しい内容となります。メダカの雌雄の飼育を通して産卵からの様子を観察したり、めしべやおしべといった花の作りについて学んだりします。5年生ともなると小学生とはいえかなり複雑な内容です。

この他、台風と天気の変化や電流・電磁石の仕組み、ものの溶け方、振り子の性質なども学びます。中でも、ものの溶け方（水溶液）は計算問題もあるので苦手とするお子さんが多い単元です。

社会科～日本の国土、工業・農業・水産業

5年生の社会科では、1学期に日本の国土（気候や地形）と農業・水産業について学習します。。2学期は自動車を中心に日本の工業や貿易、公害について、3学期は水や森林、自然災害を通して環境の大切さについて学びます。

河川や山の名称、地域ごとの産業（工業、農業、水産業）の特色など覚えることがどんどん増えてきます。

英語（外国語）

2020年より小学校での英語の授業が必修化となりました。「聞く」「話す」「読む」「書く」を中心に英語でコミュニケーションを取れるようにすることも目的とします。

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