家庭教師を11月・12月から始める
家庭教師や個別指導塾の場合、始めるタイミングによって大きなマイナスになるということはないでしょう。
集団塾の場合は新学期のスタートと同時に講義が進んでいくので、途中から始めるのはお子さんに負担がかかってしまうのですが、1対1の家庭教師や個別指導塾であればこうした心配はいりません。
11月・12月(冬休み)から始めるメリット
冬休みから家庭教師を始める場合の最大のメリットは、1学期、2学期の成績を踏まえた上でスタートすることが出来るという点です。
特に勉強が苦手、勉強が嫌いなお子さんの場合、「何が出来ないのか」という点をきちんと把握出来ていないケースが多いので、1、2学期の成績を把握することで家庭教師の指導もスムーズになります。
弱点や苦手な分野や不得意科目の把握がやりやすいため、苦手分野を克服して新学期に備えるということも出来るでしょう。
また、休み中は学校生活の負担もないため、スムーズに塾や家庭教師を始められます。さらに、この季節は冬期講習のキャンペーンを実施している家庭教師会社も多いので、入会金無料や初月無料といった特典を受けられることもメリットの一つです。
注意しておくべきポイント
担当となる家庭教師の先生が大学4年生の場合は少々注意が必要となります。
大学4年生の場合、来年3月で大学を卒業して就職となり家庭教師の仕事を辞めてしまう可能性があります。11月や12月から家庭教師に就いてもらってせっかく慣れてきて4月以降もお願いしたくても出来ない場合がある訳です。
来年4月以降の動向は当然、家庭教師会社側も考慮しているので、基本的には11月や12月、冬休みから始めるご家庭に来年3月で辞めてしまう先生をつけることはほとんどないのですが、念のため気に留めておきましょう。